《北アルプス 双六岳》双六小屋で一泊登山の感想（膝がきつい！）アクセス・コース～後半～

↓前半の記事

双六岳に向けて出発

山小屋の夜は早いので8時頃には就寝しました。

１日目の疲れもあり膝のために諸々マッサージをし、明日の準備をしてぐっすり寝ることが出来ました。

布団が１人１セット用意されてるのですが、インナーシーツ（シュラフカバーでも可）を必須で持って行き、敷布団と掛け布団の間に入れてその中に潜って眠ります。

コロナ対策的にもより安心することが出来ました。

4時半出発だったので4時起きでしたが、隣のコジコジさんのおかげで3時50分くらいに目覚めることが出来ました♪

寝てる人もまだ多いので大きな音のアラームは使わないほうが良いかと思います。

3時15分くらいから外に出たら満点の星が見ることが出来ました！寒くてすぐに中に入ってしまったのですが・・

さて、4時半にみんな集合して出発です！

持ち物はまだ小屋に帰ってくるのでアタックザックに必要な荷物だけ詰めます。

着替えや洗面用具系は全て置いて行きます。

夏といえども一番冷え込む時間帯なので防寒具は絶対忘れないようにしましょう！

出発したら結構混んでます。早い人にはどんどん追い抜いて欲しいのですが道が狭いところが多いのでなかなか難しいです。

富士山の８号目からを思い出しました・・・（道の狭さと人の多さが）

岩場が多いですが危険ルートはないです。1時間くらい歩いたら頂上です！

双六岳 頂上にて

あれ・・・・？笑

はい、またまたガスでした〜！いつの間に朝日も上がってました。もちろん日の出は見れず。

夜が明ける前は割と雲もなく（綺麗な頂上からの景色が見えるかな・・・？わくわく！） からのこれです。

しかも寒い・・・・！！！！！猛烈に寒いです・・・！！！

ありったけの防寒具持って行ったのにまだ寒い。おそらく気温２〜４度くらいだったと思います。

今って夏・・・だよねえ・・・何なら真夏だよねえ・・？（９月２週目）

ここまで来て何も見えなかったじゃ済まさんぞ・・！という気合で30分くらいとどまってました。

色々写真撮ったりわちゃわちゃしてたら段々と雲が抜けてきました〜！なんと！奇跡がおきました。

前方１０ｍが見えるようになりました！

おおぉぉぉ〜〜！槍様が少しだけ見えてきました！！！！

私たちのテンション爆上がりでした。こんな山深い山域に来ている人たちだからきっとみんなガチな山好き。

おそらくその場にいた全員がテンション爆上がりだったことでしょう。笑

ガスで諦めて早々に下った人もたくさんいましたがここまで粘って良かった！

はい、槍様いただきました〜！

このときの感動を絵に描いてみました。

さて、一通りわちゃわちゃしたので小屋まで下りましょう。

下山開始

再び小屋まで下って持ってきたカップラーメンを食べて（お湯はもらえます）７時半下山開始。

２日目は快晴！までは行きませんでしたがガスはなくなり全貌が見えてきました。

いや、こんな綺麗だったんかい！（まぁ知ってたけど）

これだよ、これ、こういう景色が見たかったんだよ！神様ありがとう！

とかなんとか色々ぐちぐち言いながら下りました。笑

昨日はガスガスで一切見られなかった景色を全て見ることが出来ました。

昨日の絶望的な気持ちとは１８０度変わり幸せな気分で一歩一歩下りました。

弓折乗越もこの通り↓

鏡平の鏡ばりも見事でした！

さすがに昨日の疲れも残っており後半から膝痛が出てきました。

ただ、私的には昨日１３ｋｍも歩いたのに今日の一歩目から膝痛が出なかったことがけっこう嬉しく（塔ノ岳では下山一歩目から膝痛かったので）後半から少しずつ痛みが出てきましたがあまり気にせず下れました。

無事にわさび小屋でカレーを食べることが出来ました♪

わさび小屋から新穂高温泉のバス停まで1時間ちょっと。もうこの頃には膝がかなり痛く、ここから余裕でのんびりと歩いていたら・・・バスの時間忘れてた・・・・！！

15時発のバスを取っていたのでそんなのんびり歩いている場合じゃなかった・・・！

なんとか急いで早歩きで14時40分に新穂高温泉につきました。

みなさまも帰りのバスの時間をお忘れなく。のんびりしてて逃したら大変なことになります。

まとめ・感想

本当に見たい景色が見ることが出来たので大満足でした！欲を言えば快晴の弓折乗越からの景色が見たかったな〜と思うのでいつかまた辛さを忘れたころに行きたいなと思います。

２日間で２８ｋｍ、行動時間１８時間！（休憩時間含む）自分を褒めてあげたいですね。

槍や鷲羽岳や水晶岳が近いだけあって頂上からの景色も圧巻で稜線からの景色も素晴らしかったです。

膝も２日目後半に出てきたので思ったより大丈夫でした。ということで体力的にかなりきつかったけど本当に登って良かったです！

どの山もですが、景色が見えないと終始修行でした。ただし景色が見えたら最高。飴と鞭ですね。

余談ですが、リアルタイムで先週（２０２２年４/１７）に登った棒ノ折山で膝痛が出なかったのでとても嬉しかったです。

このことについても次回書きたいと思います。お楽しみに！