こんにちは、たいやきです!
今回は巷で流行っている(?)『魔女の瞳』を見に一切経山に行ってきました!
魔女の瞳とは真っ青な五色沼という池のことで、天気が良く晴れていれば山頂から拝めることが出来ます。
今回は運良く紅葉もとてもきれいで秋の一切経山を堪能することが出来ました。帰りに温泉も寄ってこれたのでご紹介したいと思います。
関東から日帰りもスムーズに行けたのでぜひ参考にしてみてくださいね♪
基本情報
一切経山の基本情報
・福島県の山
・標高1949m 登山口のビジターセンター標高1562m
・今回のコースのコースタイム→4時間半弱 (お昼休憩1時間強を含む) 距離→7.5km 累計標高差→約380m
・魔女の瞳は天気が良ければとても綺麗に見える、ガスってるときもあるそう
・五色沼(魔女の瞳)と鎌沼があってどちらも綺麗
・標高差400弱、コースタイム4時間半と初心者にもおすすめ
・10月中旬の紅葉がきれいすぎた(山頂からの景色など含め何故百名山じゃないの?レベル)
・膝痛レベル:違和感も出ず(標高差400mだからね!)
コース・アクセス
今回のコース
S浄土平ビジターセンター09:41 10:29酸ヶ平避難小屋10:30 11:04一切経山12:14 12:46酸ヶ平避難小屋12:46 13:04鎌沼13:04 13:48ゴール地点G
アクセス
一般的には公共交通機関で行く場合、JR『福島駅』より福島交通バスで『浄土平』まで行きます。
ただコロナで2022年は運転見合わせだったので私たちはレンタカーで行きました!
まず、新幹線で福島駅に7時45分着。8時にレンタカー屋さんにレンタカーを予約したので向かいます。
福島駅近くには多くのレンタカー屋さんがあるので迷いましたが今回はオリックスレンタカーさんに。
福島駅西口から歩いて5分くらいで着きました。8時前に着きましたが開けてくれて8時には出発することが出来ました!
行きは私の運転で・・・運転久しぶりなのでどきどき。しかも山道。約1時間の道のりです。
一般道をしばらく走ったら磐梯吾妻スカイラインに入ります。ここからが山道です。
色的にはこのへんの下の方の紅葉が一番赤く燃えてました。とても綺麗。
結構強めの山道でした!ぐねぐねうねりすぎや〜!!運転していたら酔わないけど後ろに乗っていたら80%くらいは酔うレベルです。いろは坂の小さいverって感じです。
カーナビに『急カーブはやめてください』的なこと3回くらいは言われましたw(私が運転下手なのもあると思いますが)
ガスガスだったので上も勿論ガスだよね、と諦めていたらガスを抜けて青空が見えてたので一同テンション上がりました。
『ここ海外だったっけ?』ってぐらい雄大な道と山!福島が海外と言われているのがここで分かりました。
いやここ海外やん!!海外旅行好きな私たちはここで一気にテンションあがってしまいました。
ここらへん『火山性ガスの発生の恐れあり、ここに停車しないで下さい』という看板が連なっておりビビります。
もちろん私たちは窓も開けません。少し調べてみると注意が必要なのは、浄土平から高湯温泉側に1kmほど下がった涅槃坂(ねはんざか)~硫黄平橋の辺りらしいです。風のない日などは溜まるので注意らしいです。
浄土平ビジターセンター着
駐車場に着きました!観光地なだけあり、ビジターセンターの他にも色々建物があり広いです。
丸いのがついてる建物がは展望台
駐車場一日500円でした!
ビジターセンターにはトイレはないので・・・
こちらのレストハウスでトイレを済ませます
ここはお土産も売っていてレストランもありました!
この奥にも公衆トイレがありました。
さぁ、登ろう!
車にいらないものを置いて、身軽になって登ります!9時半出発です。
駐車場横に登山口の看板が出ているので分かりやすい
初めから木道の天国ロード
とても整備されている木道を進みます。
途中川(?)が流れていてとてもきれいでした。
紅葉は上の方は終わってしまったみたいですが、中腹から下のほうはまだまだ燃えてますよ。
ここらへんはまだ色とりどりの紅葉が残っています。
3人で自撮りで撮ろうとしたら神のような人が現れて颯爽と写真を撮ってくれました。神ですか。ありがとうございました。
しかも後から見返してもその神が撮ってくれた写真がダントツ一番上手い。画角も光も素晴らしい。やっぱり神っているんだな。
よーく見てみると非難小屋が見えます
非難小屋を通っていくので分岐点まで来たら右に曲がります。特に急でもなく道を歩いていきます。
酸ケ平非難小屋到着。ここは公衆便所もあります。
私たちはどちらも寄らず進みます。ここからは少し急になってきました。
大きい岩が多い道が段々小さい岩が多くなってきました。よく滑ります。小さい岩の道って滑りますよね。
ここまで来れば頂上まで後少し!!!
雲海すがごい!少し吾妻小富士が見えます。ここのてっぺんも回れるみたいです。
一切経山 山頂
山頂に着きました〜!
空気大感謝塔ってどう言う意味?
一切経山は空海が『一切経』なる経典を山中に埋めたことから来てるそうですよ。空海が来た地なんですね〜!
この間行った西吾妻山まで縦走出来るのか〜。体力と時間が許せば縦走したいですな。
普通の三角点より厳重に守られてたので三角点タッチはしませんでした。
魔女の瞳
いよいよ魔女の瞳です!!
魔女の瞳あらため五色沼です。
くっきりブルーがきれいです!これが魔女の瞳なんですね。本当に綺麗で吸い込まれそうです。周りの紅葉も良い感じです。
ただここ、落ちたら死にますね。写真を撮るときには要注意です!!
私たち以外にも興奮の声が聞こえます。声をかけてくれたおばさまは『何回も来てるけど今日が一番きれいよ!』と仰ってました。
そんなラッキーな日に来れて私たちもとても恐縮です。
さて、お昼にしましょう!魔女の瞳を見ながら食べたかったのですが、如何せん人が多いので写真を撮る人の邪魔にならないように少し下がったところで食べました。(魔女の瞳を堂々と見ながら食べる人も多かったのですが写真を撮る場所が限られているのでう〜ん。とは思いました。みんなの魔女の瞳だから譲り合いの精神大事。)
山頂は結構寒いのでそろそろ鍋の季節ですね。冬の山は鍋につきます。冷凍炒飯もそろそろネタが尽きてきたので^^;
食べ終わって最後の一目魔女の瞳を見に行ったらおしゃれハイカーのお姉さんたちが何やら看板を持っている。
《魔女の瞳》と《一切経山》と書かれているぞ!さすがインスタグラマーだなぁ、看板手作りして持ってきたのか!と感心していると・・・帰り際のケルンにこの看板が置いてありました。
手作りじゃないんかい!!
こんな外れたところに置いてあったら分からない人もいるだろうに・・・気付いた私たちはラッキーでした。
こんな看板でした↓この看板持つだけでめちゃくちゃ雰囲気出るやないか!!
どこに置いたらみんなに気付いてもらえるか正解が分からない看板、みなさんも行ったら是非探してみてください。
下山
下り初めてすぐ、私ここで私転びました。お尻と手をついてほんの少し手の親指 爪の先から血が出たのと手のひらに小さい痣が出来たくらいで済みましたが怖かった・・・手袋してたら多分怪我してなかったと思います。手袋大事!でも暑い・・・
すぐさまUさんとAさんが水を出してくれて手を洗えて絆創膏もすぐに出してくれて巻きました。ありがとう、ありがとう。私も誰かが怪我したらすぐに絆創膏とか出るようにしようと思いました。
↑鎌沼が見えてきましたよ〜!五色沼も綺麗でしたがこちらの鎌沼も負けていません。
また分岐に着いたら今度は向かって右へ、鎌沼方面へ木道を進みます。
なんて雄大なの・・この景色、この間行った西吾妻山ととても似ています。
このへん一帯、吾妻連峰というらしいです。縦走も出来るしどうりで似ているはずですね。
鎌沼もとてもきれいです。白馬大池を思い出します。
この周りをぐるりと半周回って下ります。
今日は混んでいるようで団体さんがたくさん居ます。
30分くらい歩いたらスタート地点へ戻ってきました。このガスずっと出てるけどこっちは大丈夫なんでしょうか?
13時48分下山。おつかれやまでした。
帰りの温泉
磐梯吾妻スカイラインの道沿いに温泉があったので寄りました。
ここはかけ湯のみでシャワーがないので頭洗うとかは出来ないですがゆったり温泉には浸かれます。温泉だけでも登山の後なので本当に気持ちよくありがたかったです。帰り道の疲れ具合が違いますよね。
大人1人250円という破格の値段でした。やす!!
福島駅まで車を走らせお土産を買って無事に帰宅。
感想
やっぱり福島の山が好きだと改めて思いました!
安達太良山、西吾妻山、磐梯山、そして今回の一切経山。もれなく全部好きですもん。笑
そしてお土産を買いすぎました。
ラフランスは浄土平のレストハウスで3つで500円でAさんと分け合いました。
凍天が美味しすぎて感激しました。これ福島の郷土名物にした方がいいです!(調べたら福島のソウルフードらしいです)
ドーナツ生地の中によもぎ餅、真ん中にあんこが詰まっててお取り寄せしたいくらい美味しかったです。
一切経山は百名山ではありませんが、なんで登録されてないのか不思議なくらい素晴らしい山でした!!(空海という歴史ネタもあるのに)
標高差も400mくらいで、コースタイムも4時間半で危険な箇所もないので初心者にもとてもおすすめです。
ネックは公共機関が2022年はなく、車でしか行けないことですが2023年からはバスも復活すると思いますし車でも福島駅からたったの1時間なので意外とハードルは低いです。
磐梯吾妻スカイラインのドライブコースが最高なのでそこをドライブするだけでも十分満足出来ると思います!
それでは!また東北の山に登りたいなぁ〜
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