今回は月山・鳥海山に関東から行ってきました!
東北の山は他にも安達太良山、一切経山、磐梯山、吾妻山と登ってますがもれなく全て好きですね。
今回の月山・鳥海山も大好きな山になりました。特に鳥海山最高すぎました(晴れてたし)
ずっと憧れていた鳥海山に登れて本当に良かったです。
前日に泊まった山小屋【滝ノ小屋】もとっても良かったのでレポしたいと思います。
月山の基本情報
月山の基本情報
東北百名山
月山標高1984m 標高差約540m 歩いた距離6.3km かかった時間約3時間ちょっと
ロープウェイで標高1500mまで一気に上がれる
人気が故に渋滞がすごい、特に下り(たまたま?)
夏なのに雪渓が見れる
麓に温泉がある
コース
日帰り 山行3時間2分 休憩10分合計3時間12分
S月山リフト山頂駅11:55 12:16牛首下12:16 12:39牛首12:39 13:20鍛冶稲荷神社13:21 13:30月山頂上小屋13:30 13:37月山13:47 13:50月山頂上小屋13:51 13:57鍛冶稲荷神社13:57 14:32牛首14:32 14:50牛首下14:50 15:09月山リフト山頂駅15:10 15:10ゴール地点G
月山へ出発
2日前「月山と鳥海山に行かない?」とSさんからお誘いを受けた。
正直前の週まで4周連続くらいで山に行っていて身体が付かれていたので断ろうと思ったのですが・・・鳥海山と聞いた瞬間、私の中で行くことが決定しました。笑
まず山形駅まで新幹線。9時前に着いてレンタカー屋さんへ。
今回もお世話になります。明日の17時まで。
月山駐車場まで車で向かいます。1時間ちょいくらいで着く予定が・・最後の方に警備員さんに足止めをくらいます。何でも今上の駐車場が満員で11時過ぎくらいにもう一度上に上がって様子を見て下さい、とのことだったのでその間おすすめされた自然~園に行きます。
そこを一回りしたり輪投げをしたりトイレを借りたりしてたら11時過ぎになったので上に向かってみました。最後の方に上の方に歩いていく人達がいたので逆ヒッチハイクして乗せてあげて上の駐車場まで行ったら見事数台空いていたので停めることが出来ました。良かった~。
ということで登山を開始出来たのは11時半頃です。
まずはロープウェイに乗ります。
値段はこんな感じです。
5分くらい乗ってます。降りたら少しお腹が空いたので休憩小屋みたいなところで買ってきたおにぎりを食べて出発!出発したところでちょっと小雨が降ってました。幸先不安・・・!
てんくらAの晴れ予報だったはずなのに。おかしいな。
11時半スタートだったので戻ってくる人とたくさんすれ違いました。ですよね。
登山道は富士山並みに混んでおり、少しですが渋滞が起きてました。
帰りが心配です・・・雄大なはずの景色が・・・全てガス。
ですがたまに雪渓が見えたりしてその雄大さが伺えます。
びっくりしたのがその雪渓にスキー客が集まっていたことです。
そこまではリフトもないので完全に自力で登ってきて普通のスキー場よりも全然ない雪エリアを滑り、また自力で登るということをしてるんだと思います。
遠目に見て20人くらいは居てびっくりしました。
途中でSさんの山友達とお会いしました。その山友さんは何の関係もない私にも萩の月を下さいましてとっても良い方でした…。
月山頂上
若干の渋滞があるせいか結構体力的に疲れながらやっと頂上。
景色も何もありません。ガスです。
月山下山
早々に下りましょう。下りは行き以上に渋滞です。下りの渋滞程辛いものはないですね。
本当にこんなに渋滞したの富士山以来でした。さすが東北百名山。ロープウェイで結構登れるからか年代上の方が多かったですね。
巻けるところも渋滞で巻けず、下山した時間は16時。やば。。
丁度ロープウェイを降りたところに行きに逆ヒッチハイクをした方がいたので駐車場まで乗せていってあげました(偉そうに)なんか、トレランとかやってるすごそうな方でした。
温泉&滝ノ小屋へレッツゴー!
予約をしていた鳥海山麓の滝ノ小屋という山小屋には17時に着くと話していて今すでに16時。
どう見積もっても月山から2時間半。しかも温泉に入りたい。。間に合うか・・・?
とりあえず車に向かいながら電話をかけて18時半過ぎることを報告。優しいオーナーで良かった。
シャワーがない山小屋なので(当たり前)途中で温泉に入ります。遅くなりますがすみません・・・そこは女子なので許してください。
手っ取り早く月山麓にある温泉に行きました。5分でシャワー5分で着替え10分で出てきました。
髪は車の中で自然乾燥(乙女じゃない)コンビニに寄って明日の朝食と昼食を買って鳥海山へGO!
途中急ぎ過ぎて高速の道を間違えて全く逆の方向に行ってしまって30分ロスとかしてしまったけど・・・笑
なんとか18時半に鳥海山湯の台口駐車場に到着。Sさんお疲れ様。
要らないものを車に置いて滝ノ小屋まで20分程登ります!普通に山道でした!
日が暮れる前で良かった。ちょうど20分歩いたら小屋発見。
滝ノ小屋到着
オーナーご夫婦が優しく迎えてくれました。
お客さんは私たち以外は何グループか居てご飯は食べ終わってそうでした。
ソロのおじさん3人、おばさまグループ、ご夫婦が居てソロのおじさん3人は持ち込みでクッカー使って肉焼いたりお酒飲んだりしてました。お酒の差し入れをしたり常連のようでした。
私たちも上がったらすぐに夕飯を出して頂いて・・・この夕飯がめちゃくちゃ美味しかった。
疲れていたのもありますが、身体に沁みわたりました。
生姜焼きのお肉は柔らかいし、根曲がり竹は絶対地元の(いっぱい生えてた)だし常連おじさんからきゅうりも頂き、ぶどうジュースも頂き(絶対お酒だった)おばさま達は玄人ソロおじさんたちの話を楽しそうに聞いていて皆さんそれぞれ楽しんでいるようで良い雰囲気でした~。
私たちは19時に着いたのですが20時消灯だったので(山小屋の夜は早い)急いで食べて歯磨いてトイレ行って布団引いて・・・20時半頃無事就寝。耳栓持ってったのでよく寝れました(耳栓なくてもここは皆静かだったらしい)2階の布団エリアはこんな感じでした。
こじんまりとした山小屋最高。定員40名らしいです。(そんなに泊まれるかな・・・・?)
朝はみなさん早くて4時~4時半とかに出発していて5時起き5時半出発の私たちが一番遅いくらい。持ってきた朝ごはんを一階で食べ、必要ない荷物をオーナー夫婦にデポして頂き出発です。
鳥海山の基本情報
鳥海山の基本情報
鳥海山 標高2236m 標高差約1000m 歩いた距離約10.4km かかった時間約8時間半
東北百名山
滝ノ小屋最高(オーナーご夫婦優しい、ご飯美味しい、雰囲気最高)
日帰りするには麓に泊まらないとキツい
大雪渓が見れる
頂上手前の岩ゾーンがきつい
山から日本海が見れる
鳥海山へ出発
小屋を出発してすぐに分かれ道が2つあり良さげな方の左に進んだらこれがまぁ失敗。
狭くて草が背が高くて藪漕ぎっぽい感じがしばらく続いた。この道が続くと辛いな~と思っていたら10分くらいで終わり。帰りはもう片方の道で帰ってこようと誓いました。(もう片方の道は全然大丈夫だった)
少しすると河原宿が出てきました。この古そうな建物、今は使われておりませんが7年前までは使われていたそうです。どんな宿だったんだろう・・気になる。
ここで先に出た素敵おばさま達と再会して追い越しました。おばさま達は花を撮るのに夢中でした。(素敵)
この時間はまだ霧がすごくて前があまり見えなかったので熊とか色々不安でした。
雪渓エリアにやってきて、さてどこを渡るか・・・真ん中より奥に進んだら赤い印が付いたロープが雪渓に向かって伸びており、ここが正しい道だ!と分かりました。
ガスがかかっていて結構分かりづらく、道迷いしやすいな~と思いました。
チェンスパ装着して、雪渓へ!
こんなに大きな雪渓を渡るのは初めて。白馬岳でも大雪渓の道通らなかったので。
ガスっていて何も見えません。帰りは晴れていて何と雄大なの東北!!となりました。(こんなん↓)
ガスの雪渓ってなんとなく怖い。ただ渡ってる最中に前に歩いてる人たちが見れたので少し安心しました。
ここから2つほど雪渓があります。何だか楽しくなってきました。
↑途中、道を間違えたのか、それともわざとその道を行っているのか、明らかに危ない斜面にある大雪渓を渡っているグループを発見。今にも雪渓が溶けて崩れそう、というか途中思いっきり崩れているところがある。上から歩いてきたおじさんも「ありゃあ危ないね~、いつ崩れるか分からん」と言ってました。
上の合流地点でそこを通ってきた人たちを見ましたが、多分間違えちゃったっぽい人たちだったなぁ・・・。
そこからもぐんぐん進みます。やっとお日様が出てきて日が照ってきました。暑いけど嬉しい。あのままガスってたらてんくらのこと一生信用しなかったな。笑
お花がいっぱい!
稜線に出ました。
少し歩いたら鳥海山頂小屋が小さく見え、その上が頂上なのであと少しなんだ~と思ってました。が・・・ここからが長かった。
小屋が見えてからが長い。小屋までの下りで岩がゴロゴロ。浮石が多いので落石が起きそうで、ゆっくり歩きます。
鳥海山 山頂御室小屋
頂上の小屋着きました。これが噂によく聞く鳥海山頂の山小屋か〜!
小屋まで行ったら頂上までラストスパートです。30分くらい岩を登ったり下ったりしながら(洞窟みたいなところを行ったりします)山頂です。ラスト30分が長くて岩だし体力的にきつかった~
鳥海山 山頂 新山!
やっと頂上!
山頂も結構混んでいて写真を撮るのも5分くらい並びます。しかも狭いです。人が5人くらいしか立てません。
あ〜良い景色!(乏しい語彙力)
写真を撮ったらすぐ降ります。小屋まで降りてきたらまた岩を登って下山です。
最後にこの登りきついな・・・。5時半に出発したのに頂上到着が11時。5時間半かかってます。下山は巻こう。
今日新幹線で帰らないとだしね。
鳥海山 下山
稜線を歩いてると滝ノ小屋で一緒だったおばさま達がお昼を食べていました。
鳥海山にしか咲かない花(チョウカイフスマとチョウカイアザミ)について教えてもらいました。この後は山頂小屋に泊まるそうです。
山頂小屋、気になります。
朝は見えていた日本海に雲がかかってました。やっぱり朝の方が晴れるよなぁ。。
帰りの大雪渓は見事に晴れていて朝のガスが嘘みたいでした。こんなに綺麗だったのか。
ガスが取れて雪渓が見渡せたら行きよりも心が大きくなってガツガツ進めました。
雪渓を通って下ったほうが早く下れそうだったので行けるところまで雪渓を下ります。
前来た藪漕ぎっぽい道と反対の方向へ進み・・・こちらの道は普通の道でした。よかった。
無事に滝ノ小屋に着きました。14時半に着いたのですが早いね~と言われました。早いか・・・?
滝ノ小屋でデポしていた荷物を受け取り、お別れです。ありがとうございました!!
最後
15時に駐車場を出発して車飛ばして17時に新幹線に飛び乗る。
山形駅で無事にお土産も買えました。(大吟醸飲み比べセット)
コンビニで夕飯も買ってパスタを堂々と新幹線で食べました。
あと前も買って好きになった柿ジュース。
ご飯美味しい、鳥海山も月山も大好きになりました。やっぱ東北最高!
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