こんにちは、たいやきです!
本日は私の好きなインド映画を紹介したいと思います。
みなさんインド映画を見たことはありますか?インド映画ってなんか無意味に歌と踊りがよく出てくる、とか異様に長そう、とかそんなイメージありませんか?私はそんなイメージでした。
ところが、1本見たらインド映画のイメージがガラリと変わりました!!
私はインドに旅行に行ったときに貧富の差や女性軽視など様々な問題を目の当たりにし、インドには良くも悪くも思い入れがあります。
躊躇わずにもっと早くインド映画を見てれば良かったな〜と思います。
以下3本は私の本当におすすめのインド映画です。ぜひぜひ見てみて下さい!!
きっと、うまくいく(2013年公開)U-NEXT、Amazon Primeで配信中
王道すぎてすみません。
インド映画を見たことない人の入り口として万人におすすめの映画です。誰が見ても元気になれます。
<あらすじ>
あなたの人生が光り輝くヒントがきっとある!大学時代の親友3人が織りなす、至高の人生感動エンターテインメント。 舞台は日の出の勢いで躍進するインドの未来を担うエリート軍団を輩出する、超難関理系大学ICE。未来のエンジニアを目指す若き天才が競い合うキャンパスで、型破りな自由人のランチョー、機械よりも動物が大好きなファラン、なんでも神頼みの苦学生ラージューの“三バカトリオ”が、鬼学長を激怒させるハチャメチャ珍騒動を巻き起こす。 彼らの合言葉は「きっと、うまくいく!!」 抱腹絶倒の学園コメディに見せかけつつ、行方不明になったランチョーを探すミステリー仕立ての“10年後”が同時進行。その根底に流れているのは、学歴競争が過熱するインドの教育問題に一石を投じて、真に“今を生きる”ことの素晴らしさを問いかける万国普遍のテーマなのだ。
(フィルマークスより引用)
こんな人におすすめです!
とにかく元気になりたい人、笑いたい人
さわやかな友情ストーリーを見たい人
ミュージカル・音楽が好きな人
<感想>
3時間あるため見るのをすごくためらってたけどもっと早く見ておけば良かった〜〜!!!
テンポよくストーリーが進むので3時間全く飽きません。すごい!というか次から次へと事件が起こってよくこんなことやるよなぁということが沢山・・・
この映画はインド映画のイメージ通りいきなり歌って踊り出すシーンが結構あります。でもこれが本当に良いんですよね。クセになるというか。All is well〜♪の音楽が頭から離れなくなります。
こんなにうまくいくか〜?っていうストーリも多々ありますが、そこがインド映画の良いところでもあります。サクセスストーリー大好き!
インド青春版『ショーシャンクの空に』と言ってる人がいて的を得てる!と思いました。
<ここからネタバレ>
貧乏なラージュの家のシーンになると白黒になるとこめっちゃ笑った。ラージュのおじいちゃんやばいだろwwイっちゃってるw
色々ないざこざがありすぎた学長が最後にランチョーに優秀な学生に渡す伝統と言われているペンを渡すシーンが一番感動したかな。
3人のうちファルハーンという人物が物語の語り部なのですがファルハーンは主役ではなくランチョーという男が主役です。
ランチョーはアーミル・カーンさんという人が演じていますが、この方インドでは有名な俳優さんらしく沢山の映画に出ているみたい。(調べてみたら今気になっているPKとかダンガルきっと強くなるにも出てる・・・)そしてこのとき44歳で大学生を演じたアーミル・カーンさん、全く違和感なかった・・・すごい。
とにかくこのランチョーが魅力的。知らない人の結婚式に潜り込んで食事を食べるわ、試験前に答案を盗むわ、イタズラしまくるわ、生意気だわなんだけどすごく優秀で学年一位だし、でも学歴は気にせず自分が学びたいから学んでるという感じで自由奔放で友達想い。
退学がからんで自殺のシーンが2回も出てきて・・インドは本当に学歴社会なんだなぁと思いました。シビア。学歴ないと良い会社に入れない=インドでは人生詰む
現在のランチョーがいるラダックの景色が何とも美しい。インドといえばデリーの汚さが思い浮かびますが美しい山々の景色もあるんだなぁと山好きの私はラダックに行ってみたくなりました。(北インドは2回行ってるけどラダックはなし。昔旅行の候補にはなりましたがアクセスが悪く諦めた経験あり。)この映画を見てやっぱりラダックは良いところなんだなぁと改めて行きたくなりました。
友情、恋愛、家族愛、全て詰まった作品です♪
マダム・イン・ニューヨーク(2014年公開)
U-NEXT、Amazon Prime、NETFLIXで配信中
<あらすじ>
シャシは、二人の子供と夫のために尽くす、ごく普通の主婦。彼女の悩みは、家族の中で、自分だけ英語ができないこと。夫や子供たちにからかわれるたびに、傷ついていた。姪の結婚式の手伝いで一人NYへ旅立つも、英語ができず打ちひしがれてしまう。そんな彼女の目に飛び込んできたのは「4週間で英語が話せる」という英会話学校の広告。仲間とともに英語を学んでいくうちに、夫に頼るだけの主婦から、ひとりの人間としての自信を取り戻していく。しかし学校に行っている間に幼い息子がケガを負い、彼女は母親としての自覚や責任感に欠けていた自分を責め、卒業を目前に学校へ通うことを諦めてしまう。それでも学校の仲間たちは彼女とともに卒業しようと協力するのだが、卒業試験の日が、姪の結婚式と重なり…
(フィルマークスより引用)
こんな人におすすめ!
英語を勉強をしている人、英語苦手な人
何かに一生懸命取り組んでいる人
何かに挑戦しようと思っている人
主婦
<ネタバレありの感想>
英語が喋れず夫にも子供にもバカにされる主婦シャシ。
もう最初っから夫と娘にイライラした。インドでは根深いの男尊女卑、女性蔑視問題がテーマのこの作品。
娘は学校で英語を習っているから英語喋れない母を馬鹿にしている。酷い・・・
NYのカフェで英語が喋れず店員にイラつかれてしまうの辛かった・・・
英語が苦手なものとしては気持ち分かりすぎた。
その後の彼女の行動力はすごい。自分で電話して英会話教室に通って愉快な仲間たちとどんどん輝いていく彼女を見ていると自分も挑戦してみよう!と思えてくる。
NYのカフェで英語が喋れず店員にイラつかれてしまうの辛かった・・・
英語が苦手なものとしては気持ち分かりすぎた。
その後の彼女の行動力はすごい。自分で電話して英会話教室に通って愉快な仲間たちとどんどん輝いていく彼女を見ていると自分も挑戦してみよう!と思えてくる。
『恋より尊厳が欲しい』というシャシ。インド女性の人権問題考えさせられるなぁ。
シャシ演じるシュリデヴィさんが綺麗すぎて目の保養です。もう既に亡くなってると最近知りとてもショックです。
最後の結婚式での自分で身につけた英語でのスピーチは一番の見どころでまさにインド女性の社会進出を表していて堂々としていてとてもカッコよかったです。
次に紹介するパッドマンでもそうですが、たどたどしいけど頑張ってスピーチしているシーンは誰でも胸打たれます。
親族の中でも全員嫌なやつじゃなくて姪っ子だけは良い子で英語を頑張るシャシの味方でいてくれて良かったなぁ。
パッドマン 5億人の女性を救った男(2018年公開)NETFLIX配信中
<あらすじ>
インドの小さな村で新婚生活を送る主人公の男ラクシュミは、貧しくて生理用品が買えず 不衛生な布で処置をしている最愛の妻を救うため 清潔で安価なナプキンを手作りすることを思いつく。日々 研究とリサーチに明け暮れるラクシュミの行動は 村中の人から奇異な目で見られ 数々の誤解や困難に直面、ついには村を離れるまでの事態に。それでも諦めることなく 彼の熱意に賛同した女性パリーとの出会いと協力もあり ついに低コストで大量生産できる機械を発明、農村の女性たちに ナプキンだけでなく 彼が発明した機械を使って働く機会をも与えようと奮闘する最中、彼の運命を大きく変える出来事が訪れる――.
(フィルマークスより引用)
こんな人におすすめ!
全世界の女性全員、パートナーがいる男性全員
とにかく感動したい人
<ネタバレありの感想>
この3つの中で一番泣きました。胸打たれるものがありました。
まず、インドの固定概念が酷すぎる。宗教的概念とか女性蔑視?いろいろ問題は根深い。
生理は穢れとされているのに初潮が来たらあんだけ盛大に祝うのなんで?
生理中の5日間は家の中に入れずベランダで誰とも会わずに過ごさないといけないのなんで?
なんで?が多すぎる。ボロ雑巾より汚い布をナプキン代わりにしてるの衝撃だった。
おそらく2001年時点のインドの田舎では普通の光景。都会はそんなことなかったんだと思う。(多分)
ラクシュミのナプキンへの情熱がすごい。奥さんのためを想って行動出来るのすごい。発明家ってこういう人なんだな。
この映画は歌もダンスもほぼないので苦手な人は見やすいと思います。途中で出てくる夢の歌がすごく良かった。
インドの偏見差別主義が酷すぎて前半は見るのが辛かった。村人たちや家族から妻から見捨てられて・・・
でもパリーに出会ってから進展していって段々認められていく快進撃を見るのはすごく心地よかった。
パリーに最初に『どうだった?アレ(ナプキン)』ってニコニコしながら聞いてきたときめっちゃ怖かったwただの不審者ですやんw
でもパリーは拒否しないでそれどころか協力してくれた。できた女性やなぁ。
ラクシュミがみんな理解してくれなさ過ぎて絶望していたときにパリーが女性たちにナプキンを配ってくれて『しかもお金までくれたわよ』っていうシーン大好き。パリーのような賢く聡明な女性が手伝ってくれて本当に良かったね。あれは泣いちゃう。
女性としてラクシュミみたいに『女性を守れないなんて男とは言えません』って言い切ってるのを見ると感動。だって男性には直接関係ないのにただ女性の身体を想ってこの一心だけでナプキンを作り続けたんだもん。しかもそれをビジネスにして女性に仕事を作り出してくれたのもすごい。尊敬の一言。
2001年の話だからたった20年前のインドでは生理用品が12%しか普及してなかったんだね。インド女性ハードモードすぎんか?日本に生まれて良かった・・・
国連でラクシュミが一人で英語で(リングリッシュ)でスピーチするところも良かった。つたない英語でも気持ちは伝わるんだな。泣けるスピーチだった。思わず最後一緒に拍手してしまった。
最後に村のみんな手のひら返してラクシュミを歓迎してるところだけ『えっ?まじか・・・おまいら・・・えっ?』ってなったw
みんな酷いこと言ってたのにしかも1回目に国に認められた時はまだ認めなかったのに国連になると歓迎なんだ・・・・
アメリカにはバッドマン、スーパーマン、スパイダーマン。インドにはパッドマン!
かなりお気に入りの映画になりました。
コメント
コメント一覧 (1件)
こんばんは、みけねこ屋です。
ブログ記事を拝見しました。見やすくまとまっていますね。
私もブログ部というサイトを運営しているのでとても参考になりました。
ブログ運営がんばって下さいね(^^)/
ブログ部
https://flagtelecom.com