こんにちは、たいやきです!
今放送中の朝ドラ、カムカムエヴリバディ(以下カムカム)をご存知でしょうか?観てる方いますか?
私は朝ドラ大好き人間なのでもちろんみているのですが、朝ドラといっても私の中でハマるハマらないがあり、
今回のカムカムはかなりハマっているのでここで語らせて下さい!ついでに歴代朝ドラ・ちりとてちんについても語らせて下さい!
※有益な情報などは一切なく、ただ朝ドラ好きな私が朝ドラを語るだけの記事になりますのでご了承ください。
※今までのネタバレあるのでご注意下さい!
カムカムについて
カムカムもついに残り1週まできました。もう終わるんだぁと思ったら急に寂しくなってきます。
最後の週の予告を見たのですが、予告だけで泣けましたね。笑 言葉は一切なく最後の『I Love You』のみ。音楽もニューシネマパラダイスか?ってくらい感動で余計泣いてしまいました。
カムカムは親子3代による100年の物語とされています。
1代目の安子(上白石萌音)、2代目のるい(深津絵里)、3代目のひなた(川栄)と続くんですが1代目の安子の終わり方が強烈だったんですよ、何よりも愛してる娘るいからの『I hate you』(大っ嫌い)という衝撃の言葉。
安子は戦争で家族全員失い、女で一つでるいを育ててきて、一人で育てていくのに限界を感じて旦那の実家である雉真の家に戻ってきます。 戻ってきても変な女中がいたり、勇ちゃん(旦那の弟)から求婚されたり、るいは雉真の家の子だ!とか言われたり気苦労が絶えなかったんですね。
そんな中での『I hate you』。もう呪いの言葉じゃないですか?安子をこれ以上苦しめないであげて・・・って心の底から思いました。
その言葉が引き金で安子はそのまま良い感じだったアメリカ人と渡米してしまいました。これで子供を置いてアメリカ兵と逃げた女扱いされてたっぽいけど・・安子可哀想すぎました。私はなんなら、るいが言っちゃいけない言葉を言ってしまったなと思ってました。るいにそう思わせるように仕向けた雪衣さんも酷かったけど・・・
そんなこんなでそれ以降安子は一切出て来ず、どうなったかも分からないまま安子編エンドでした。後味悪過ぎますね。
るいが成長して深津絵里になって(言い方おかしい)『昔のことは覚えとらんのよね』とか言ってたのであの呪いの言葉を言ってしまったことも忘れちゃってるんだなぁと勝手に思ってたのですが、最近急展開!覚えてたんですね。誰にも言ってなかったけど。
ここ2週くらいになってやっと色々動いてきました。
安子をあのまま報われないままにして終わらせないでほしい、るいが安子を嫌ったまま、誤解したまま終わりにになんて絶対してほしくない、ていうか二人が再会しないまま、わだかまりが解けないまま終わりにするなんて絶対に嫌だ!と思ってました。
そこへ来て来週の予告。さすが藤本有紀先生(脚本家)です。やっぱり伏線は回収してくれそうです。
『I Love You』と言ったのはるいみたいなので、無事安子と再会して伝えられるのかな?と思いました。もうここだけで泣けますね。
ちょいちょい出てきてるアニー平川が安子なのでしょうか?ここが謎です。あんまり安子に似てないような?
日本語も喋れないみたいだし。私の予想は安子の知り合いかな。安子にあんこのおまじないのこととか聞いて・・って思ってたけど予告を見てやっぱり安子本人なのかなって思いました。
とにかく安子が生きてて直接るいが『I love you』を伝えてくれれば何でもいいです。お願いします藤本さん。
この脚本家さん、本当に伏線回収が上手いんですよね、今回の『I hate you』からの『I love you』でピンと来たのですがちりとてちんでも似たようなシチュエーションがありました。この下で紹介したいと思います。
歴代朝ドラについて・ちりとてちんについて
朝ドラが好きと言ってもちゃんと見始めたのはあまちゃん以降、あとはNHKBSプレミアムでやってる昔の再放送で何年かずっと見てました。朝ドラファンと名乗って良いのか分からないレベルです。笑
見てきた朝ドラは以下
あまちゃん、ちりとてちん、ごちそさん、花子とアン、まっさん、まれ、あさが来た、とと姉ちゃん、べっぴんさん、ひよっこ、わろてんか、半分青い(途中離脱)、まんぷく、なつぞら、スカーレット、エール(途中離脱)、おちょやん、おかえりモネ、カムカム、ゲゲゲの女房、カーネーション、梅ちゃん先生、どんど晴れ(途中離脱)、てるてる家族、こころ(途中離脱)、ちゅらさん(子供の頃なので何となくの記憶しかない)
この中で特に好きなのがちりとてちん、あまちゃん、ひよっこ、ゲゲゲ、カムカム、スカーレットあたりですね。
系統的には登場人物がいっぱい出てきてわちゃわちゃ系が好きです。
ちりとてちんは私が一番大好きな朝ドラです。DVD持ってるのに最近NHKオンデマンドに1ヶ月だけ入って見直しました。笑
こちらのヤフーニュースによるとちりとてちんは朝ドラ過去最低視聴率でしたが、熱狂的なファンが多くDVDのボックスは過去最高の売り上げを記録。ヒロインの性格はクドカンの朝ドラ『あまちゃん』の主人公アキのキャラクターにも影響を与えているそう。
そんなちりとてちんの主人公B子こと喜代美は朝ドラの主人公にしては暗いしひねくれているんです。主人公と同姓同名のA子(このあだ名の付け方もちょっとやばいけど)がこれまた美人で性格良くてさわやかなんですよ。A子の方がよほど朝ドラのヒロインっぽい。でもB子がヒロインなんですよね〜。対照的な二人。うさぎと亀のようでした。
B子はスタートダッシュが遅く、さらに開花するのも遅かったけど周りの人の助けもあり大成した。
A子は早いうちからやりたいことをやっていたが、闇落ちし、最後ようやく立ち直る。という感じです。
最初はそんなに喜代美(B子)を好きになれませんでしたね、しかしそれを補う周りの癖のある脇役たち!魅力がありすぎます。
あまちゃん好きな人は絶対好きだと思います!カムカムに出ているキャラもちょいちょい出てますよ。
まずは松重豊さん。カムカムでは虚無蔵さんで素晴らしい活躍をされていますがちりとてでは喜代美の父で厳しい職人役でした。
二人目は宮嶋麻衣さん、この方朝ドラでちょくちょく登場しているんですが(花子とアンにも出てたよなぁと思って調べてみたらカーネーション、ごちそうさん、マッサン、あさが来た、わろてんかにいも出演しているというではありませんか!もう朝ドラ常連女優さんですね)私はこの方すごく好きでちりとてちんでは順ちゃんという喜代美の親友役で登場されています。カムカムで奥様役や、蕎麦屋の人として出てきた時も『順ちゃんきたー!!!』とテンション上がっておりました。他にも色々な朝ドラ出演されてても私の中では順ちゃんのイメージが強くていつまでも順ちゃんなのです。
3人目は青木崇高さん。カムカムでは一瞬の出番でしたが、ちりとてでは徒然亭草々。喜代美の旦那役でした。
私の好きなちりとてちんの名言たち
ちりとてちんには名言がたくさんあるので私が好きなものをいくつか紹介したいと思います。
最終回の喜代美の一言です。
喜代美は物語の序盤で『お母ちゃんみたいになりたくないの!』と言って実家の小浜を出て大阪に行くんですね。
そこから色々あって何とか落語家になるんですが数年後の番組最後の週、妊娠します。そして最終回、自分の高座で落語家を辞めることを発表します。みんなが集まる控え室でお母さんにどういうことや!と言われて喜代美は『私、お母ちゃんみたいになりたい』と真っ直ぐな目で言うのです。もう考え抜いて決意した顔です。もう書いてて涙出てきます。笑
お母さんの糸子さんは(和久井映見さん)本当に明るくて周りを明るくさせる天才のような人で、それを見て育った喜代美は最初はうざったかったけど、子供を授かった今やっと母の偉大さに気づいたのだと思います。
ここでカムカムのI hate you からの I love youに繋がります。こういう伏線回収が見事です。
親友順ちゃんはこの時できちゃった結婚するか迷っててこのまま一人でシングルマザーになって親戚の家で一人で子供を育てようとしてたんですね。そんなときに喜代美が言った一言です。
この前のセリフで喜代美は『人生はこれからや。ドーンと人生のど真ん中歩いていったらええねん。順ちゃん私にそう言うてくれたがな。そやさけ私この町出ることができた。自分の人生なのにこそこそ隅っこ歩きとうない』って前置きもあります。
順ちゃんが昔、喜代美に言ってあげた言葉をそのまま順ちゃんに言ってあげたんですね。
『自分の人生のど真ん中をドーンと歩いていく』はこのときから私の座右の銘となりました。
後悔しない生き方をする、自分らしく生きる。全部順ちゃんから教わった気がします。
この後の順ちゃんパパの『わかった、ただし条件がある。喧嘩はすな。仲良う暮らせ』って言うのも素敵。
おじいちゃんは序盤で亡くなるのですがそのおじいちゃんが喜代美に残した言葉です。
この言葉はもはやこのドラマのテーマとなっており、作中に何回も何回も出てくるので覚えられるくらいです。でもそれくらいこの作品にとって重要な言葉です。私も喜代美ほどではありませんが、若干ひねくれているところもあり、よく悩み、よく落ち込んだりするので不器用な喜代美に共感するところも多々ありました。そんな中でこの言葉は本当に希望をくれました。
一生懸命生きてさえいたら悩んだことも落ち込んだこともいつかきっと綺麗な模様になって出てくる。この言葉を胸にこれからも一生懸命生きていこうと思います。
番外編 好きなシーンも2つ紹介
このシーンは朝ドラ100作ファン感謝祭の名シーンランキングで堂々一位になったシーンです。
師匠は3年前に訳あって出られなかった高座からずっと高座に上がれなかったんですね。弟子たち4人はなんとかして師匠に復活してもらいたかったけど、もう諦めかけて四人だけで小さなイベントを行いました。
トリの小草若ちゃんが途中でもう感情込み上げてきて泣いちゃって落語話せなくなっちゃって他の人たちがどーしよどーしよってなってる時にスッと師匠が高座に上がって愛宕山をかけるシーンです。
多分このシーンは演者さん達ほんとに泣いてたんじゃないかなぁ。亡き渡瀬恒彦さんの名演でした。
小草若はスランプに陥って失踪してしまってましたが、喜代美を助けるために高座にスッと上がるシーンがまさに①で紹介した今は亡き師匠の姿を彷彿とさせて号泣でした。師匠(父親)がかつて自分を助けてくれたように、今度は喜代美を小草若が助けたんですね。うまい!小草若はこの物語の裏の主人公なような気がします。ハリーポッターでいう”ネビル”みたいな。この後『小』が取れ、立派な草若に成長します。
まとめ・感想
いかがでしたでしょうか。
まだまだ語りたいところですが一旦この辺で終わりたいと思います。
来週はカムカム最終週!毎日大事に15分を見ていきたいと思います。ハンカチ必須ですよ!
カムカムが終わってロスになる皆様、ぜひともちりとてちんをご覧になってみてはいかがでしょうか?
心の穴を埋められるかもしれません。
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