こんにちは、たいやきです!
今回は2021年9月に登った双六岳の感想を書きたいと思います。
みなさん、双六岳って知ってますか?
山友達から双六岳がすごく良い、という話を聞き写真を見せてもらってから徐々に登ってみたいな〜と思い始めるようになりました。
ただ、こんなにすごそうな山登れるのか?というのが正直なところでした。
私は膝痛持ちでもあるし距離も長そうだし・・・不安しかありませんでした。笑
しかし写真で見た弓折乗越からの景色、双六岳から見る槍ヶ岳、この素晴らしい景色をこの目で見たい!!
そして、双六岳のバッジが欲しい!!!(双六岳のバッジめちゃくちゃ可愛いんです)という私のミーハー心に火をつけ、友達を巻き込み2021年9月 双六岳に登ることになったのでした。
いつも持ってく持ち物はこちら↓
基本情報・アクセス・コース
双六岳の基本情報
・長野県と岐阜県にまたがる裏銀座の主稜線に位置する山で花の百名山の一座。初夏は高山植物が咲き誇る
・標高2860m。スタートの新穂高温泉(1090m)から双六岳(2860)まで単純に標高差は1770m(標高差えっぐ・・・・・膝ぐしゃった塔ノ岳よりあるやんけ)
・総距離28.4km(なっが・・・・・!)
(ただ双六小屋で一泊コースで行くので夜休めるという利点がある。膝にとってはありがたい)
・一番メジャーなコースは新穂高温泉スタートの双六岳ピストンコース(今回このコース)
・一般的なコースタイム:14時間半 実際かかった時間:1日目8時間 2日目10時間=計18時間
(まぁ、一般的なコースタイムは多分休憩時間とか入れてないよねぇ?きっと・・そうだよねぇ?)
・膝痛レベル:★★★★★☆☆ 一晩休んで色々対策したため塔ノ岳程痛みは出ませんでした
アクセス
北アルプスに登るときは大抵都内から出ている夜行バスを利用しています。
ここのバスは登山口までそのまま行ってくれるので、バスに乗って寝て起きたらすぐ登山開始出来る!というとても便利なバスなのです。
ただ、7日前からキャンセル料が発生してしまうのが難点です。結構攻めてますよね。7日前なんて天気も読めないので結局直前にキャンセルすることもあります。当日に近づくほどキャンセル料は高くなります。(私は2回ほど天気の都合でキャンセルし、キャンセル料お支払いしました)ギリギリに予約すると予約が埋まってて取れない可能性もあるので・・・
そんなこんなありましたが、ようやく天気も行けなくはない、バスチケットも取れた、チャンスをものにしました!
コース今回のコースを示しておきます。(新穂高温泉から双六岳のピストンコース)
それでは行ってみましょう!
さぁ、登ろう!
朝6時頃新穂高温泉到着後、バスを降りたらなんと・・・雨・・・・
うそでしょ・・!せっかく台風を避けてチケットも無事に取れてはるばるここまで来たというのに・・・!なんで今・・・・?
現地集合の友達と合流してトイレで着替えたりコンタクト入れたりして7時15分新穂高温泉出発!まだ雨だけど・・・
天気予報的に7時半くらいには止みそうだよね〜とか話しながら平坦な道をしばらく進みます。
今回は4人で登りました!歩くのが早いコジコジさん、それについていけるAさん、ついていけないUさんと私です。
1時間くらい経ったら早くも股関節が痛くなってきました。え? 痛くなるの早くないですか?平坦な道なのに。私の身体よ・・
わさび平小屋までは平坦な道を行きます。
わさび平小屋では食事が食べられきゅうりやトマトが冷やしてありとても美味しそうです♪このバッジが可愛すぎて買ってしまいました。
こんな感じでわさび平小屋の前はこんな感じの休憩スペースがありました。
小屋の真前にご飯を食べることのできる大きいテーブルもありましたよ。
まだ始まったばかりだし本格的な登山はこれから。5分くらい休憩して進みました。
なかなか雨やみませんね〜。もう笑えてきます。
わさび小屋を過ぎてからは本格的な登山道。傘をしまってレインウェアだけで雨を凌ぎます。
帽子を忘れたコジコジさんは雨が止むまでずっと折りたたみ傘をさしていました。コジコジさんは今年双六3回目?くらいだそうでもう慣れたもの。そのへんに散歩しにきたみたいに岩場も楽勝に傘さしてました。恐るべし。
はい、曇ってますね〜。まだ雨ぱらついてます。
あれ?もう弓折乗越!?あの憧れの景色は????
その前に鏡平は???
・・・・・・はい。まさかの登りの天気ずっと悪過ぎて写真全く撮りませんでした。鏡平の写真すら撮ってませんでした。笑
途中で雨は上がったんですが、ずっと曇りなのは変わらず。
弓折乗越からの景色を見るためにここまで来たのに・・帰りに期待しましょう。
この辺りから足が早い二人と遅い二人に分かれてきました。
早い二人には先に行ってもらって私とUさんは思う存分ゆっくり歩くことにしました。
膝痛持ちにとっての自分のペースで登ることの重要性について
ここで膝痛持ちにとって大事な歩くペースについて書きたいと思います。
私達(私とUさん)はなかなか登るペースが遅いです。どれくらい遅いかと言えば、今回の双六岳で言ったら7時15分出発と割りかし早めスタートだったにも関わらず、1日目のゴール双六小屋に辿り着いたのは15時半、ほぼ全員に抜かされ、おそらく私たちより後に来た人はほぼゼロだったと思います。笑
それでも膝のために、翌日来る膝痛を少しでも遅らせるために、登りは余裕を持ってゆっくり登るのです。
そう、全ては膝のため!!!調子に乗って早いペースで登ってしまうと塔ノ岳のときのように下山一歩目から膝が痛くなるぞ!!と心に戒めて一歩一歩ゆっくり登りました。
登りで太ももに負担をかけ過ぎてしまうと下りですぐ膝が痛くなるんですよね。困った私の膝。
途中から分かれて先に行ってもらったコジコジさんとAさんとは数時間後双六小屋で合流しました。
もう少し!
景色が全く見えずガスガスの登山1日目。もう疲れて何が目的なのかも分からなくなってきました。
Uさんとうちら何で登ってるんだっけ?と笑いあってなんとかテンションを保ちながら最後の弓折から双六小屋までを歩いていました。
途中で何度もすれ違うおじさんがいました。お互い追い越しては追い抜かされて、を繰り返してペースも同じくらいです。
少しずつ喋るようになり同じ目的を持った仲間意識が芽生え始めました。
やっとガスが少し抜けてきて写真を撮るまでに至りました。(これで???笑)
おぉ〜晴れてきた晴れてきた。別に何があるわけでもないけど晴れてきたからぱしゃり。
ついに!!!双六小屋が見えました!見えた瞬間3人でガチで喜び合いましたね(おじさんと)
無事先に到着した二人とも合流出来ました。
今日は双六岳頂上には行かず明日の朝アタックします!朝日を見る予定です。果たして見られるのか・・・?!
あれ、登り終わったけど晴れてきたぞ・・・!もっと早く晴れてほしかった・・・!
でも綺麗・・・やっと綺麗と心から思える景色に出会えた。
名だたる山々が・・・✨✨
双六小屋にチェックイン!
双六小屋にチェックインします。あらかじめ書いておいたメンバーの詳細を持って代表者1名が先に中に入って手続きをします。
コロナ対策が徹底してます。
無事に入れて部屋へ直行します。2段ベッドにカーテンの仕切りがついており個室みたいです。一人1畳くらいですかね。良い感じです。
カーテンがあることによってコロナ対策もプライバシー対策もばっちりです。
小屋の入り口には双六岳のグッズがいっぱい!!一番のお目当てのバッジも無事購入でき、大満足です。(これの2番です)
夕飯はこんな感じでめちゃくちゃ豪華でした!!もう本当にお腹いっぱいになり大大大満足な夕飯でした。
パーテーションで一人一人区切られててこの小屋からコロナを出すまいぞ!という双六小屋の確固たる決意を感じました。
みなさん黙食で食べさっと部屋に戻る感じでした。
まとめ・感想
すみません、力尽きたので1日目を前半とさせて頂きます。
1日目はほぼずっと雨だったので感想といえば ”辛かった” しかないのですが頑張った自分を褒めてあげたいです。
Uさんとおじさんと最後まで自分のペースで登れて良かったなと思います。おかげさまで1日目は膝の不調もなく登ることが出来ました。
2日目はいよいよ双六岳の頂上、下りについて書くので楽しみにしてて下さいね!乞うご期待!
それでは。
コメント